◎この記事のまとめ
・HSPや繊細さんが国際恋愛で疲れを感じるのは当たり前!疲れること自体を気にしなくていい
・国際恋愛をより楽しむために、適切なセルフケアを身につけよう
パートナーは大好きだけど、なぜかいつも疲れているニャ…
ロマンチックなイメージのある国際恋愛。ドラマのような刺激的な体験を求めて、国際恋愛に憧れを持つ人もいるかもしれません。ですが、あなたがもしHSP(Highly Sensitive Person)の特性を持っているなら、国際恋愛によって想像以上に心を消耗させてしまう可能性があるのも事実です。
この記事では、HSPや繊細さんが国際恋愛で疲れやすい原因と、関係を長続きさせるための実践的なセルフケア3選をご紹介します。繊細な自分を認めながら、パートナーと穏やかな関係を築くヒントを見つけましょう。
ひとつでも改善のヒントになることがあると嬉しいです!
HSPが国際恋愛で疲れてしまう3つの原因

①コミュニケーションの難しさ
HSPや繊細さんと呼ばれる人たちは、相手の表情や声のトーン、わずかな仕草から感情を深く読み取る能力に優れていると言われてます。しかし、国際恋愛の場合、この長所が悪い方向に現れてしまうケースがあります。
そもそも日本人は、相手の表情やジェスチャーから文脈を判断する特徴があり、「空気を読む」ことに長けています。これは“ハイコンテクスト文化”と呼ばれ、言葉の裏側を読み取るようなコミュニケーションが主流とされている文化です。
しかし相手が外国人の場合、同じジェスチャーでもまったく違う意味を持つことがあります。HSPや繊細さんの場合は、相手の仕草や言葉の意味をを必死でとらえようとする傾向があるため、相手から受け取る情報の処理に多くの労力を費やすことになるのです。
筆者の場合、パートナーの親戚たちに初めて会った時のことが忘れられません。大勢の親戚との初対面の場で、せいいっぱいの笑顔で彼の母国語を使って挨拶をしたのですが、まわりを見渡すとみんな無表情だったんです(笑)。
今でもそのシーンを思い出せるくらい、衝撃的な出来事でした!
ショックでほとんど話せなかったその会合のあとで、彼から「僕の国の人たちは、関係の浅い人にはあまり笑顔を見せないんだよ」と教えられました(もっと早く言ってくれ!)。
すべては文化の違いによるものなのですが、彼の母国にいる間は、「わたしの発言で相手を不快にさせていないかな?」「パートナーの家族に失礼な態度を取っていないかな?」とぐるぐる考えてしまい、常に緊張状態が続いていました。
表面上は楽しい会話をしていても、頭と心が常にフル稼働状態で、1日が終わるころにはヘトヘトに…なんてこともよくありました。この「緊張状態のなかでの膨大な情報処理」が、国際恋愛においてHSPや繊細さんが心を消耗してしまう、最も大きな理由のひとつなのです。
②文化の違いによる価値観のずれ
HSPや繊細さんが疲れを感じやすいのは、「当たり前」だと思っていた価値観や習慣がくつがえされる瞬間です。
HSPの気質には、物事を深く処理するという特性(Depth of Processing)があります。HSPでない人からすると「文化が違うからしかたないか」と流せるような些細な習慣の違いも、「どうしてそうなるの?」と深く考え込んでしまいます。
筆者にも思い当たるエピソードがいくつかあります。
例えば、時間に対する感覚のずれ。日本のように「時間厳守」がよしとされる文化に対し、筆者のパートナーはかなり柔軟なタイプ。最初のうちは、「大事な時間を奪われた」「大切にされていないのでは」と、強いストレスを感じることが多々ありました。
また、パートナーと言い合いになった時には、ストレートで主張の強いパートナーの発言を「攻撃」ととらえてしまい、感情的な返答をしてしまうことも。ひとつひとつは小さな出来事かもしれませんが、心の中では「価値観のずれ」という事実にやられてしまい、「このままやっていけるのだろうか…」という不安でいっぱいでした。
③過剰刺激(Overstimulation)
HSPの特性の中でも、特に国際恋愛と相性が悪いのが「過剰に刺激を受けやすい」という点です。国際恋愛を続けていると、日常的に以下のような「過剰な刺激」にさらされ続けます。
こういった状態が続くと、慢性的な疲労につながる可能性が高く、国際恋愛を心から楽しむことができなくなってしまいます。
疲労を最小限にするためのセルフケア
やっぱりHSPや繊細さんは国際恋愛に向いてないのかニャ…?
そんなことはありません!できるだけ疲れを感じないための対策を紹介しますね。
ここからは、筆者の実体験に基づき、疲労感を最小限にとどめるための「おすすめのセルフケア」を3つ紹介します。
①「何に疲れているのか」をパートナーにきちんと説明する
わたし自身が常に心がけていることなのですが、まずは「わたしは今疲れている」ということをきちんと相手に伝えるようにしています。大事なのはそれで終わらせないこと。疲れていることを伝えられたら、以下のことを一緒に説明するようにしましょう。
疲れているという「事実」+疲労を取り除くことの「必要性」と具体的な「解決策」、この3つをセットで相手に伝えられたら完璧です!
元気がない理由が疲れから来るのか、もしくは怒りや悲しみから来るのか、相手は意外と分からないものです。分からないものを説明せずにわかってもらおう、空気を呼んでもらおうという日本人的な姿勢は、残念ですが国際恋愛では通用しないことが多いです(そもそも言語のバリアがあるため)。
「言葉で伝える」、まずはここから始めてみましょう!
②一人きりになれる時間と空間を作る

わたしたちHSPや繊細さんには、物理的に一人になれる時間と空間が必要不可欠です。それは、どれだけ大好きなパートナーが相手であっても変わりません。自分が好きなものだけに囲まれた「聖域」をつくることに、意識して取り組んでみましょう。
例えば筆者の場合。パートナーは出張で数日家を空けることが定期的にあり、必然的に一人で過ごす日が発生します。そんな日は、仕事から帰ってくるとすぐにパートナーの嫌いな魚料理を作り(笑)、思う存分夕食を楽しんだ後、大好きなリビングのソファで大好きな毛布にくるまってNetflixを見続けます。
人から見るとありふれた日常かもしれませんが、わたしはこの時間があるからこそ、パートナーと一緒にいる時間を100%楽しむことができるのです。
あなたが「こうしていると居心地がいい」「ここにいると安心できる」と感じる瞬間や場所はどんなものでしょうか?どんな状態が、あなたの五感を楽しませてくれますか?自分を知るという意味でも、そのことについて考えてみると面白いかもしれません。
③「完璧である」ことをやめる
完璧主義である筆者自身が、国際恋愛をしていて理解したこと。それは「どれだけ相手のことが好きでも、すべてを理解することは不可能」ということです。
そもそも自分のことを100%理解できていますか?人の心は想像以上に複雑で、誰一人として同じ考えを持っている人はいません。ましてや相手は、遠い国の違う文化で育ってきた人です。これですべてを理解しようというのは、到底無理ですよね。
まずは、「相手の文化や考え方をすべて理解したい」という欲を捨てましょう。
「7割くらい理解できればOK」くらいのほうが、ずっと生きやすそうですよね。
逆に、相手がわたしのことを100%理解してくれたとしたら?それはそれで怖いとおもいませんか?「こんな複雑なわたしのすべてを、そう簡単に分かってもらってたまるか」というひねくれた気持ちが沸いてきそうです(笑)。
わたしがいつも意識しているのは、「人と人は分かり合えないところからスタートする」ということです。違う人間同士が分かり合えた時にこそ、そこに喜びや幸福というものが生まれてくるのかなと思っているからです。
ちょっと説教くさくなってしまいましたが、国際恋愛をしていて疲れを感じている方は、ぜひこの3つを意識して過ごしてもらえたら嬉しいです。
結論|自分に合ったセルフケアが、国際恋愛をより楽しくしてくれる

国際恋愛で「疲れた」と感じるのは、相手のことを思って、慣れない文化や言葉の違いに一生懸命向き合っている証拠ともいえます。まずは「疲れるのは当たり前だし、それでいいんだ」と、今の自分を認めてあげてください。
大切なのは、その疲れを否定するのではなく、自分に合ったセルフケアを身につけることです。意識的に一人の時間を確保し、頭や心を休める方法を知ることで、よりパートナーとの日々を楽しめるようになるでしょう。
パートナーは、繊細な部分も含めてあなたのことを好きになっているはず。無理に自分を変えようとするのではなく、生きやすくなるための武器を手にいれるような気持ちで、自分をいたわる習慣を身につけて行きましょう。
決して無理のないペースで、自分の気持ちを大切にすることを心がけてくださいね!
◎この記事のまとめ
・HSPや繊細さんが国際恋愛で疲れを感じるのは当たり前!疲れること自体を気にしなくていい
・国際恋愛をより楽しむために、適切なセルフケアを身につけよう


